営業職は稼げるけどブラックでキツい?4つの営業手法と共通点について解説します。
こんにちは。
皆さんの地域のお天気はいかがでしょうか。こちらは夕立ち真っ只中ですが、晩までみっちり営業中のぎーちゃんです。
今日は「営業職」という仕事に関してスポットを当てていきたいと思います。
色々な状況の中で転職を考える人が多いこのご時世。一向に上がらない給料に見兼ねて、営業職を検討される方も多いようです。
僕自身も借金を返済すべく、営業職を志した身ですが、正直なところ営業職というものに対して、業界未経験の方なら少なからずの抵抗があるかと思います。
*営業はキツいとよく耳にする
*ノルマに追われて夜通し勤務
*休みも成績の為に返上
*飲みニケーションの多さ
ネガティブなイメージとしてはこんなところでしょうか。
もちろんしんどいことも少なからずありますが、それはどんな仕事でも同じこと。営業職とはどういった仕事内容なのかという中身について今回はお話ししていきますね。
確かに営業職は大変な仕事ですが、色々な手法が存在します。もしかするとイメージが違うかもしれません。実はあなたにとって、ピッタリな仕事なのかも!?
営業職の種類
一言に「営業職」といっても、様々な手法があります。今回は営業形態ではなく、手法にスポットを当てて書いていきます。
どんな商社であっても、メーカーであっても、単一の営業手法とは限りません。会社によっても違いますし、会社内でも部署が分かれていたりします。
大きく分ければ4つ。新規開拓営業、反響営業、カウンター営業、ルート営業、といった手法が存在します。
新規開拓営業
新規開拓営業とは、その名の通り、新規顧客を開拓していく営業となります。「営業はキツい!」というイメージを持つのは、この新規開拓営業の事ではないでしょうか?
一般住宅を突然訪問していく飛び込み営業や、片っ端から電話をかけまくるテレアポ、横の繋がりなどを増やしてとる紹介営業などの手段になってきます。
当然、メンタルが強くなければ、到底続けられない仕事ですが、その分給料という見返りを求めるのであれば、いい仕事かもしれません。
反響営業
反響営業とは、チラシのポスティングやホームページなどからの問い合わせに対して、アポイントを取って成約を目指す手法です。
よく家のポストにマンションや建売住宅のチラシが入っていませんか?まさしくあのような住宅メーカーの営業などが、これに当てはまります。
反響があるまで特に仕事がないなら楽なんじゃないの?というのは大間違い。限られたお客様の中からしっかり成約に結びつけなければいけないので、営業としての素質がもろに問われる手法となります。
もちろん反響を取る為に、チラシのポスティングにも足を運ばなければいけませんし、反響の良いチラシやホームページの作成など、集客力も問われる営業です。
住宅営業は究極の営業とも呼ばれます。それだけ、お客様の感情を読み取る力が必要な営業職です。
カウンター営業
受付営業とも言います。簡単にイメージするなら、賃貸を取り扱うお店などがこれに当てはまります。
急に飛び込みで来られた何も情報の無いお客様への対応となるので、必要な情報をその場でいかにして聞き取るか、ヒアリング力が試される営業です。
また、ふらっと立ち寄っただけ!など、お客様ではないお客様への見極めも必要ですし、まだ悩んでいて決めかねているお客様への決定打を打つだけのコミュニケーション能力も必要です。
基本的に外回りをする事は少ないので、体力面に自信が無いけどコミュニケーション能力には自信アリな人に向いている営業手法です。
ルート営業
ルート営業は毎回決まったお客様のところに足を運び、営業をかけていく手法です。
毎回決まったものを納品するだけでは、宅配員になってしまいます。納品ついでに、担当者だけでなく、事務員さんや社長さんに声をかけて、他にも必要な商品が無いか、常にヒアリングをしていきます。
また新商品などが出た際は、いかにその商品がお客様の欲しているものなのかをアピールして、売った上で喜んでいただくのもルート営業の仕事。
なによりも一番大切なのは、良い人間関係を保ち続ける事。信頼関係が深まれば、そこから新たな顧客を紹介してもらえることもあります。
営業職の共通点
様々な営業手法がありますが、共通点も多く存在します。基本の部分となるので、これが出来ないのであれば営業職は難しいのかもしれません。
でも、こうなりたいと思える意識や、前向きな気持ちがあれば、精神論でまかり通ることも多いのが営業の良いところ。
基本的な共通点を理解した上で、様々な手法や知識をつけて、トップセールスを目指していきましょう。
ノルマは絶対にある
営業職の求人でよく、「ノルマ無し」なんて広告をよく見かけますが、あれは実質的には嘘です。
ノルマでは無いにしても、「目標」という柔らかいことばで、実質ノルマを課せられることになりますので、それは覚悟しておいた方がいいですね。
もちろん、とてつもなく厳しいノルマの会社もあれば、ある程度ゆるいノルマ設定の会社もありますが、基本的に数字を追いかける仕事には変わりありません。
ただしその分見返りが大きいこともしばしば。営業職は、給与体系に完全歩合や一部歩合制を導入している会社がかなり多くあります。
ノルマ以上の仕事をする事で、同世代の平均的な給料を大きく上回ることも可能です。それはたとえ入社1年目であっても同じです。成績さえあれば稼げるのです。
高いコミュニケーション能力が必須
どんな営業手法であれ、対人で行う仕事である事に変わりありません。目と目を合わせて喋る事が出来ないなら、営業職は向いていない可能性が高いです。
新規開拓や反響を受けるなら、いち早く相手の事を理解して、密接で良好な関係を築くことが大切ですし、ルート営業なら、長く信頼関係を維持するスキルが必要です。
もちろん、人対人の話なので100%のお客様と打ち解けられるとは限りませんが、より多くの人と良好な関係を築ける人が良い成績を残せることは事実です。
見た目の清潔感を保つ
ものすごく話が上手で、自分の事を一から十まで理解してくれる営業マンAさんがいたとします。
そのAさんが、髪の毛は寝癖だらけ、口臭は臭い、シャツがシワまみれ、ズボンがほつれてる、なんて人ならどうでしょうか。
絶対にその人からモノを買ったり、契約したりしないですよね。
顔がイケメンである必要は無いですが、身なりの清潔感は常に意識しなければなりません。身につけるものも、ボロボロなモノはやめましょう。
良いものや綺麗な格好をしているひとは、よく売れている敏腕営業マンであることを、お客様は分かっています。営業職を志すなら、身なりを必ずチェックしましょう。
自社製品のエキスパートになる
自ら売るものの知識に乏しいようでは、お客様に不信感を与えてしまいます。魅力を伝えるためには、自社製品のことに関しては熟知しておかなければなりません。
自社製品以外にも、競合相手の製品知識や、自社で扱うものの世間の動向などにも敏感になる必要があります。
またお客様は様々な角度から営業に対して質問を繰り返してきます。その事に対して、お客様より少し知っていれば大丈夫。営業はお客様が知らないことを教えてあげる先生役なのです。
求人は年がら年中たくさん募集がありますが、途中で投げ出す人も多いのは事実。ハングリー精神旺盛に苦手な勉強もこなしていかなければなりません。
営業手法まとめ
4つの営業手法と共通点、いかがでしたでしょうか。結構厳しめなことばかり書きましたが、実際入社してみないと分からない事も多いです。
少しでも給料を上げたいと思う気持ちがあるなら、それはもう営業職に向いているのかもしれません。成果が給料にすぐ反映されるという意味ではものすごくやりがいのある仕事です。
僕自身も莫大な借金を完済すべく、日々営業に奮闘中です。しんどいですが、お金の為なら仕方がないです。
今全く違う仕事をしていて、でも営業職に興味がある。でも不安だから就職を渋っている。
そんな人はいつでも相談下さい!僕もまだまだ4年目のペーペー営業マンですが、少しは力になれると思います!
話好きなら、なんだかんだで営業楽しいですよ!
以上です!