実際に任意整理をしてみて感じたメリットとデメリット【序章】

こんにちは。暑い日が続いていますね。皆さんは体調いかがですか！？僕はすこぶる悪いです！！（笑）

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熱中症で結構バタバタと倒れてるみたいなので、こまめに水分補給して、休める時は休む！これに尽きます。

さてそろそろ本題ですが、そもそも任意整理のことがよく分からない！って人結構多いと思います。実際、僕もそうでしたしね。借金が膨らんでしまって、もう首が回らない時の解決策、１つの選択肢として認識はしていても実際踏み出せないもんです。そのあたり、軽く、素人目線で解説してみようと思います。

債務整理と任意整理の違い

そもそも債務整理と任意整理の違いが分からないって方いると思います。

簡単に言うなら、債務整理という大きな枠の中に、選択肢の１つとして任意整理があるんです。

債務整理とは、消費者金融やクレジットカードのキャッシング、銀行カードローン等々、支払いが困難になってしまった際の救済措置のようなものです。現状の借り入れ額や返済状況、今の収入などを考慮した上、適切な方法で任意整理をしていくことになります。その方法とは大きく分けて任意整理、個人民事再生、自己破産の３つ。その中でも最も選択する人が多いのが任意整理になります。

任意整理ってどんなん？

任意整理では原則元本の全額を分割払いによって支払います。司法書士さんや弁護士さんなど、専門家が負債を抱えた僕のような人に代わって、カード会社と任意整理の交渉を行なっていきます。役所や裁判所を通さず直接交渉を行い、利息が0になるようもっていきます。

僕のように300万円も借金をしていれば、利息だけで毎月5万円程支払いをしていましたので、たとえ元本が減らなくても、支払い総額でみれば大幅な減額となります。

このように利息をカットする事で、元本完済の目処をつけることができる、というのが任意整理の大きな目的です。いつになっても終わらない借金と向き合い続けるストレスから解放されます。

任意整理のメリット

任意整理をする事で得られるメリットは以下の通り。

・任意整理をする事で利息が0になる

・車や住宅ローンを対象外にする事ができる

・ショッピングローンも対象に含められる

・返済のゴールが明確になる

・家族や会社に内緒でできる

先ほどもお伝えした通り、利息のカットが1番目に見えるメリット。年間15%だか18%だか、馬鹿高い金利を支払いせずに済むというのは大きいですね。

また、自己破産をしてしまうと、住宅などの資産は没収されてしまいますが、任意整理では対象外にすることができます。今の生活水準を維持したまま、借金と向き合うことができるので、手軽な債務整理といえます。

なによりも、終わりが見えるというのが大きなメリット。今、多重債務に陥っている方は終わりの見えない借金と戦っているとおもいます。僕もそうでしたが、一生このままだと諦めていませんか？何よりもいち早く決意する事が、借金完済の秘訣です。

また家族や会社には内緒でできますが、出来るだけ身近な人には相談しておきましょう。後々バレて揉め事になったら取り返しがつきませんよね。

任意整理のデメリット

自分が作った借金を無条件で圧縮するというわけにはいきません。デメリットもあるので、その辺りは理解しておきましょう。人生におけるペナルティと思うしか無いですね。

任意整理におけるデメリットは以下の通り。

・安定した収入がなければ出来ない

・元本自体はほぼ減らない

・手続きに費用がかかる

・信用情報機関に記録され、新たな借り入れが困難になる

・そもそも任意整理に応じない金融機関もある

あくまでも利息のカットはできても、元本はほぼ減る事はありません。今の収入がアルバイトで月10万程しかないのに、毎月8万円の支払いで和解！とはならないですよね。

和解後どのくらいの支払額になるのかは、弁護士さん達がシミュレーションしてくれます。今の収入や支払い状況も考慮して、任意整理ができるかどうか、判断を仰ぐ必要があります。

あくまでも僕の例ですが、手取りの月収は25万程。借入総額320万円を36回払いでする事になれば、毎月の支払いは9万円。支払い可能と認められるギリギリラインだね、との事でした。もちろん交渉が上手くいって60回払いで和解できれば、もう少し支払いは楽になるのですが。こればっかりは弁護士さんからのお返事待ちです。

今のご自分の借り入れ状況と収入を照らし合わせてみて、考えてみてください。任意整理が出来るうちに、借金問題といち早く向き合う事が大切です。借金が大きくなればなるほど、解決策は少なくなります。

また気になるのが、今後ローン等の借り入れができなくなるということ。

信用情報機関というところに、こういったいわゆる金融事故情報は5〜10年ほど登録されます。この情報が共有されている限り、新たなローンはほぼ無理だと考えましょう。

ただし、僕はある意味メリットだとも感じています。新たなローンが組めないと言うことは、今後しばらく現金で生きていくしかないということ。

借金が日常化してしまっているある種病気のようなこの脳を、少しでも綺麗にするには、強行手段としてはいいのかなと思ってます。どちらにせよ、今莫大な借金を抱えている時点で、車や住宅のローンなんて通らないので、まずは完済する事だけを考えましょう。